Mac miniライクなPentium Mパソコン登場–全11色で900ドルから
Voodoo Computersが、テクノロジーにもそれなりにスタイルを求める消費者に向けて2種類のPCを発売した。
「Idol」というこのマシンは、Apple ComputerのMac miniとよく似た形をしており、大きさもほぼ同じだが、CPUはIntelのPentium Mプロセッサを搭載している。このマシンは、今年はじめに発表されたIntelのリファレンスデザインをベースに設計されているが、Voodooは独自に冷却技術を追加して、オリジナルのプロトタイプに組み込まれているものより高速なプロセッサを搭載できるようにしている。
Idolの価格は900ドルからとなっており、ピンク、オリーブなど全部で11色のカラーバリエーションが用意されている。また、ハードディスクの容量は40Gバイトから120Gバイトで、Windowsオペレーティングシステムを搭載しないものも選ぶことも可能だ。
VoodooのこのマシンはMac miniより高価だが、それとは別に台湾メーカーのAOpenでもMac miniを真似たPCの発売を計画している。このPCもやはりIntelのリファレンスデザインをベースにしているが、ただし安価な製品を求める消費者向けになる予定だ。
さらに、Voodooは同社の「Doll」PCシリーズをアップグレードした。Dollは、Idolに比べて約2倍の大きさがあり、キューブ形をしている。ただし、このマシンには2枚のビデオカードとAMDのデスクトップ用プロセッサ「Athlon 64」が搭載されている。…