アイスワインの飲み方

アイスワイン製造法でアイスワインの造り方については説明をしているので勘違いしていることはないと思いますが、名前にアイスが入っているので、氷を入れて飲むワインと思っている人はいませんか?そうではありません。

しかし、ワインですので飲む場合は、3度から8度ぐらいで冷やして飲むのがおいしい飲み方のようです。あまり冷やしすぎますと香りが沈んでしまうので、適度に冷やすのが良いようです。（冷蔵庫で1時間〜2時間ほど）
良く冷やしたアイスワインを普通のワイングラスの下から3分の1、または4分の1程度の量のアイスワインをワイングラスに注ぎます。その後、グラスを手で外側から包み込むようにして、手の平で暖めながらグラスを手で軽く回すとフルーティーな香りがグラスの上部に充満します。
その香りを堪能して頂いた後に、舌の中程で味わうつもりでお飲み下さい。濃厚な甘さが広がります。舌の中央では程良く甘さを感じるには最も良いとされています。アイスワインは、普通のワインのような分量でお飲みになられることはお勧めできませんとのことです。
（まぁ、高価な貴重なワインですし、がぶ飲みはしないでしょうけどね…）

リーデル社のワイングラス

世界的に有名なリーデル社のデザートワイン専用グラスは、適度な厚みを持ち、アイスワインの持つ濃厚な香りを引き立て、グラスをやさしく合わせた瞬間の鐘の音のように澄んだ心地よい響きが、カナダアイスワインの世界へと導きます。
その独特なフォルムは、必要以上に甘味を感じる舌先を避ける工夫も施されています。リーデル社のアイスワイン専用グラスはグラスの真ん中に角があり、うまく舌の中央部までアイスワインを運んでくれる機能があります。

RIEDEL
URL：http://www.riedel.com/

リーデル家9代目当主クラウス・ヨゼフ・リーデルによって世界で初めて考案されたグラスデザイン。コンセプトは「形は機能」を元に研究され世界中の醸造家の協力のもとひとつひとつ決定された形はワインがグラスから舌へと移動する流路を考え尽くした究極ともいえる「デザイン」である。